明日なんて、いつだって来てほしくなんかないのに。
今日、首を吊ろうとしてみた。案外と、怖くなかった。怖いには怖いが、正直やれそうだった。足場を確保したまま、ぐっと重心を下げたり、そのまま片足を外してみたりしたが、感触がむしろ心地よかった。そればかりか、そうしていると、かえって安心した。も…
我々は、肉体への奉仕なしでは生存できない。肉体とは、(便宜上)我々の精神と対置される、動物の部分である。我々は、我々の肉体が動物であることを認識しながらも、動物的にふるまうことを厭う。それを、恥と感じたり、浅ましいと思ったりするのだ。されば…
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