遊歩百景

書き物をします。

夢に夢見し五里夢中 (愚者礼賛)

夢に夢見し五里夢中

 

呆れ果てて放り 例の悔いがいざりよりけり

若き日々は遠い 誕生以来の老いた兵なのさ

窓を開ききって 何も捨てて生き返れたら

都合よくてsorry 青い鳥待ちオレの悪しき癖

 

ああ妬いちゃうないつまでも

 

夢の中でお前を抱いたら

冷たい笑みにまごつき泣いたよ

掛け値ばかりのオレの矜持も

泡ぶくみたく弾けて消えた

 

一人きりの通り 妙に気丈ステップを踏む

出会い頭woman 笑いの種作っちゃいました

あたらスレたボンビー ゴミの山と二畳間の愛

下卑た記事がonly この心のお慰み者だ

 

ああ吐いちゃうなこのままじゃ

 

夢の中でお前を抱いたら

声の1つも聞けず終いだよ

力任せな動きも無駄で

殴りつけども変わりゃしない目

 

夢の中でお前を抱いたら

とろけて崩れ流れていったよ

粘つくような肌の辛さも

幻みたくかすれて消えた

 

これじゃ本当に一人遊びも

眠ることさえ気楽じゃないぜ

夢の中でお前を抱いたら

風の音にさえ震え上がる身よ